エース・金山の「徹底検証!」 第74回東京優駿(日本ダービー)篇
結果はご存知のとおり、まさにそのとおりとなってしまった。昨年はマスコミでもそんな声は出なかったと記憶しているが、今年はヴィクトリーに対してそのような声が出てきている。「去年言えよ」と、本紙本多と思わず声を揃えてしまったが、今年もそんな結果になるような嫌な予感がしているのである。しかし、あえてその予感に逆らってこういう結論を出してみた。
◎はフサイチホウオーで。
まあ、なんといっても今年の1番人気候補。皐月賞は負けたといっても強さを感じさせるハナ差ハナ差の3着。思いおこせば父ジャングルポケットも相手は3冠必至といわれたアグネスタキオン(ダービーはケガで断念)だったものの、同じく3着に敗れている。しかし、ダービーは1番人気にこたえて見事頂点に立った。東京コースに強かった父の血を引き、血統(これも東京2400mに強いトニービンの血も引く)・脚質・気性ともに小回り中山よりも、広くて直線の長い東京コースが向いていることは間違いないだろう。史上16年ぶり4度目の父仔ダービー制覇はもうそこまで迫っていると見た。
○は、思い切ってウォッカを指名する。
ワタクシがダービーのたびに唱えている「ダービーではマイルの持ち時計を持っている馬が走る」理論により、充分勝負になると考えての印。昨年はロジック(5着)がNHKマイルカップで出した1分33秒2がメンバー中最速であったが、ウォッカはそれよりも0秒1速い1分33秒1を阪神JFで叩き出している。しかも、それ以降4戦続けてマイルに使われてすべて1分33秒台で走破し、上がり3ハロンが34秒2、34秒0、33秒5、33秒6と瞬発力も抜群である。確かに11年前にダービーに出走したビワハイジ(アドマイヤオーラの母)も13着と歯が立たず、牝馬が勝負になるか疑問の声もあるが、過去は過去。ウォッカであれば勝ちはなくとも見せ場をつくることができるはずだ。
▲はタスカータソルテで。
???の武豊-岩田の乗り替え騒動で武が乗ることになったようだが、武が底力を見せる騎乗をしてくれることを期待しての印。不可解な騎乗ぶりが続くが、あえてエールを送りたい。馬のほうも、ここ数年連対が続いている京都新聞杯勝ち馬に敬意を表す意味で。
紙幅が尽きてきた。駆け足でいこう。×はヴィクトリーで。何といっても皐月賞馬。底が見えていない怖さを感じるが、折り合いなど不安要素もあってそれほど信用はできないとみて評価を下げる。△は勝ちはなくても掲示板は押える堅実さを買ってローレルゲレイロと、別路線組から底を見せていないゴールデンダリアに期待。
●エース金山の馬券
三連単 1着固定(フサイチ)
2着(ウォッカ、タスカー、ヴィクトリー、ローレル、ゴールデン)
3着(ウォッカ、タスカー、ヴィクトリー、ローレル、ゴールデン)
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